経営不振が長引いている三洋電機の抜本的な再建策として、松下電器産業と資本・業務提携する案が浮上していることが、27日明らかになった。
大株主である三井住友銀行など金融3社が持つ三洋株(優先株)を松下に譲渡する方向で検討が進む見通し。三洋の高い技術力を生かし、充電池などの分野で世界市場をリードする狙いもある。将来、両社が経営統合する案も視野に入っており、実現すれば、国内初の大手電機メーカー同士の再編となる。
松下と三洋が提携案、将来の経営統合も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080427-00000043-yom-bus_all
三洋電機株式会社:SANYO Electric Co., Ltd.
日本の電機メーカー。東証1部上場。本社は大阪府守口市に所在。ブランドビジョンは「Think GAIA(シンクガイア)」(2007年3月までは呼称をコーポレートスローガンとし、そのコーポレートスローガンを「人と・地球が大好きです」としていた)。東芝・日立・松下電器産業・シャープと並ぶ日本電機メーカー大手の一つでもあり、老舗であり、また松下電器産業・シャープと並ぶ在阪家電メーカーのうちのひとつでもある。
松下幸之助の義弟で松下電器産業の創業にもかかわった井植歳男(いうえ としお)がGHQによる公職追放指定に伴い1946年に松下電器産業を退社、翌年2月1日、松下幸之助より、自転車用発電ランプの製造権と加西市にある松下電工北条工場を譲り受け、個人事業「三洋電機製作所」を創業、自転車用ランプを製造(当初は松下電器が販売。1947年に直販化)。1950年、三洋電機株式会社設立。1953年に開発した噴流式洗濯機が大ヒットし、一躍有名になった。
社名は、太平洋・大西洋・インド洋を意味し、世界で活躍できる企業になるという意志が込められている。
2007年4月2日付けで井植敏雅社長が辞任、後任に佐野精一郎執行役員総務人事本部長が昇任する人事が同年3月28日に発表された。これにより創業家が経営の一線から退くこととなる。
2007年11月27日平成19年度9月中間連結決算は、人員削減などのリストラ効果もあり最終損益が159億円の黒字と中間期では3期ぶりに黒字に転換と発表。また、同日に来年度から3年間のマスタープラン「チャレンジ1000」も発表。得意分野である充電池や太陽電池、電子部品などの部品事業に設備投資を集中し、特に太陽電池では、岐阜事業所(岐阜県安八町)内に薄膜太陽電池の研究開発拠点となる「次世代太陽電池開発センター」を新設。売却を断念した半導体事業も子会社に対し3年間で約3700億円を投じる方針。不振の白物家電では高級で環境にやさしい商品を中心に継続の方向。
2008(平成20)年1月25日に、2008年4月1日付けでグループの組織再編を行い、三洋電機の白物家電事業・車載機器事業および営業・販売部門を三洋電機コンシューマエレクトロニクス(同日付で鳥取三洋電機から社名変更)に移管、鳥取三洋電機のフォトニクス事業を三洋電機に移管することが発表された。